“イタ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:いた
語句割合
30.8%
23.1%
15.4%
伊太7.7%
7.7%
7.7%
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うつり行く時見る毎に、心イタく 昔の人し 思ほゆるかも
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
さゝなみの大津の宮に人となり、唐土モロコシ學藝ザエイタり深く、カラウタも、此國ではじめて作られたは、大友皇子か、其とも此お方か、と申し傳へられる御方オンカタ
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
冥々メイメイ滅々、霊アラバ我心ヲラレヨ。此ヨリ天下再ビ知音チイン無カラン。嗚呼イタマシイ哉。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ご免なすって」と人相は悪いがりゅっとした服装の伊太イタ公、フローは、まだ若くガルボ的な顔だち。
人外魔境:08 遊魂境 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
嗚呼アア公瑾不幸ニシテ夭亡ヨウボウス、天人トモイタマザルハ非ズ……
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
凡隊中所費シヨヒ銭糧センリヤウ 其自営ジエイノ功ニ取ル亦互ニ相分配ブンハイシ 私スル所アル勿レ 若アゲテコトヲヨウタラ 或ハ学料ガクリヤウ欠乏ケツボウイタストキハ隊長建議ケンギシ 出碕シユツキ官ノ給弁キウベン
海援隊約規 (新字旧仮名) / 坂本竜馬(著)
其他ハ当所ノ糟粕ヲ嘗ムル者、酒店魚商ヲ首トシテ浴楼ユヤ箆頭肆カミユヒドコイタルマデ幾ド一千余戸ニ及ベリ。総テ這地コノチノ隆盛ナル反ツテ旧趾ノ南浜新駅シナガハシンジユクヲ羞シムベキ景勢ナリ。
上野 (新字新仮名) / 永井荷風(著)