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いたわ
ふりがな文庫
“いたわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
劬
41.7%
労
38.4%
宥
13.7%
勦
1.9%
傷
1.4%
痛
0.9%
可傷
0.5%
助
0.5%
撫恤
0.5%
板輪
0.5%
▼ 他 7 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
劬
(逆引き)
只もう三年もの病人で、それは気もむしゃむしゃするのだろうからよく
劬
(
いたわ
)
って、互につらいところをしのいでゆくしかないでしょう
獄中への手紙:07 一九四〇年(昭和十五年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
いたわ(劬)の例文をもっと
(50作品+)
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労
(逆引き)
わたくしが、たゞ、こどものようにかぶりを竪に振ったり横に振ったりしさえすれば返事になる、相手はそつのない
労
(
いたわ
)
り方でした。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
いたわ(労)の例文をもっと
(50作品+)
見る
宥
(逆引き)
舅
(
しゅうと
)
の宗円はそう叱っても決して
宥
(
いたわ
)
りなどしなかった。宥れば宥るほどかえって彼女の女ごころをとめどなく掻き乱すからであろう。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いたわ(宥)の例文をもっと
(29作品)
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▼ すべて表示
勦
(逆引き)
娘が
肯
(
き
)
かないのを、優しく叱るらしく見えると、あいあいと
頷
(
うなず
)
く風でね、
老年
(
としより
)
を
勦
(
いたわ
)
る男の深切を、嬉しそうに、二三度見返りながら、娘はいそいそと桟敷へ帰る。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いたわ(勦)の例文をもっと
(4作品)
見る
傷
(逆引き)
「今頃まで
何所
(
どこ
)
さいただ。馬は村の衆が連れて帰ったに。
傷
(
いたわ
)
しい事べおっびろげてはあ」
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
いたわ(傷)の例文をもっと
(3作品)
見る
痛
(逆引き)
楽しみにしてお出でなさるとこだから、
今度
(
こんだ
)
御免にお成りだとお聞きなすったらさぞマア
落胆
(
がっかり
)
なさる事だろうが、年を
寄
(
と
)
ッて御苦労なさるのを見ると
真個
(
ほんと
)
にお
痛
(
いたわ
)
しいようだ
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
いたわ(痛)の例文をもっと
(2作品)
見る
可傷
(逆引き)
姉さんだってもそうでしょう、弱い弱いで、
可傷
(
いたわ
)
られるうちに、今では最早
真実
(
ほんと
)
に弱い人です。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
三吉は子供でも
可傷
(
いたわ
)
るように
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
いたわ(可傷)の例文をもっと
(1作品)
見る
助
(逆引き)
おお、可哀相にさぞ
吃驚
(
びっくり
)
したろう、すんでのことで
悪漢
(
わるもの
)
が
誘拐
(
かどわか
)
そうとした。もう
好
(
よ
)
いわい、泣くな泣くな。と
背
(
せな
)
掻撫
(
かいな
)
でて
助
(
いたわ
)
れば、得三もほっと
呼吸
(
いき
)
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いたわ(助)の例文をもっと
(1作品)
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撫恤
(逆引き)
『これ、
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
、
此
(
この
)
少年
(
せうねん
)
を
撫恤
(
いたわ
)
つてあげい。』
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
いたわ(撫恤)の例文をもっと
(1作品)
見る
板輪
(逆引き)
そして自分が熱鐵の
板輪
(
いたわ
)
に圍まれて、ぐん/\と締め上げられた苦しみの夢を見た。
泡鳴五部作:02 毒薬を飲む女
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
いたわ(板輪)の例文をもっと
(1作品)
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