“いたわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
40.1%
38.6%
14.7%
2.0%
1.5%
1.0%
可傷0.5%
0.5%
撫恤0.5%
板輪0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
只もう三年もの病人で、それは気もむしゃむしゃするのだろうからよくって、互につらいところをしのいでゆくしかないでしょう
わたくしが、たゞ、こどものようにかぶりを竪に振ったり横に振ったりしさえすれば返事になる、相手はそつのないり方でした。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
の宗円はそう叱っても決してりなどしなかった。宥れば宥るほどかえって彼女の女ごころをとめどなく掻き乱すからであろう。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
娘がかないのを、優しく叱るらしく見えると、あいあいとく風でね、老年る男の深切を、嬉しそうに、二三度見返りながら、娘はいそいそと桟敷へ帰る。
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「今頃まで何所さいただ。馬は村の衆が連れて帰ったに。しい事べおっびろげてはあ」
カインの末裔 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
楽しみにしてお出でなさるとこだから、今度御免にお成りだとお聞きなすったらさぞマア落胆なさる事だろうが、年をッて御苦労なさるのを見ると真個におしいようだ
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
姉さんだってもそうでしょう、弱い弱いで、可傷られるうちに、今では最早真実に弱い人です。
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
三吉は子供でも可傷るように
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
おお、可哀相にさぞ吃驚したろう、すんでのことで悪漢誘拐そうとした。もういわい、泣くな泣くな。と掻撫でてれば、得三もほっと呼吸
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そして自分が熱鐵の板輪に圍まれて、ぐん/\と締め上げられた苦しみの夢を見た。