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老年
ふりがな文庫
“老年”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
としより
67.6%
とし
14.7%
らうねん
8.8%
ろうねん
5.9%
としばえ
2.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
としより
(逆引き)
それは緑色の衣を着て長い
白髪
(
しらが
)
を肩へ垂れた
老年
(
としより
)
の
妖婆
(
ようば
)
が輪から離れ、朽木の切り株へ腰をかけ悲しそうに泣き出したからである。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
老年(としより)の例文をもっと
(23作品)
見る
とし
(逆引き)
「この
老年
(
とし
)
になって——このあるまじき世の
態
(
さま
)
を見ようとは……」
月輪公
(
つきのわこう
)
は老いた。一夜のうちに白髪になったかと思うばかりに。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
老年(とし)の例文をもっと
(5作品)
見る
らうねん
(逆引き)
ミハイル、アウエリヤヌヰチは
元
(
もと
)
は
富
(
と
)
んでゐた
大地主
(
おほぢぬし
)
、
騎兵隊
(
きへいたい
)
に
屬
(
ぞく
)
してゐた
者
(
もの
)
、
然
(
しか
)
るに
漸々
(
だん/\
)
身代
(
しんだい
)
を
耗
(
す
)
つて
了
(
しま
)
つて、
貧乏
(
びんばふ
)
し、
老年
(
らうねん
)
に
成
(
な
)
つてから、
遂
(
つひ
)
に
此
(
こ
)
の
郵便局
(
いうびんきよく
)
に
入
(
はひ
)
つたので。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
老年(らうねん)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
ろうねん
(逆引き)
実際
(
じっさい
)
久
(
ひさ
)
しいあいだの
心労
(
しんろう
)
と
老年
(
ろうねん
)
に、この
最後
(
さいご
)
の
困苦
(
こんく
)
が
加
(
くわ
)
わって、かれはもう自分を
支
(
ささ
)
える力を
失
(
うしな
)
っていた。自分でもどれほどひどくなっているか、かれは知っていたろうか。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
老年(ろうねん)の例文をもっと
(2作品)
見る
としばえ
(逆引き)
尋ねる
内
(
うち
)
幸
(
さい
)
はひ小川町にて其頃評判の御
殿醫
(
てんい
)
武田長生院方
(
たけだちやうせいゐんかた
)
に人の入用ありと
聞
(
きゝ
)
口入
(
くちいれ
)
の者に頼みて
此處
(
ここ
)
に住込ける此長生院と申は
老年
(
としばえ
)
と
云
(
いひ
)
殊
(
こと
)
に名醫の
聞
(
きこ
)
えあれば
大流行
(
おほはやり
)
にて毎日々々
公私
(
こうし
)
の使ひ引も切らず藥取の者其外門前に
市
(
いち
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
老年(としばえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“老年”の意味
《名詞》
老年(ろうねん)
年を取って心身の衰えが目立つ年頃。
(出典:Wiktionary)
“老年(高齢者)”の解説
高齢者(こうれいしゃ、Elderly)は、社会の中で他の成員に比して年齢が高い一群の成員のことである。
日本語においての高齢者について、同義語として老人(ろうじん)、年寄り(としより)、お年寄り(おとしより)などの言葉がある。また、この世代を老年(ろうねん)と称する場合がある。
(出典:Wikipedia)
老
常用漢字
小4
部首:⽼
6画
年
常用漢字
小1
部首:⼲
6画
“老年”の関連語
老人
高齢
老後
“老”で始まる語句
老
老人
老爺
老婆
老耄
老舗
老獪
老母
老婢
老女
検索の候補
御老年
年老
“老年”のふりがなが多い著者
ウィリアム・バトラー・イエイツ
吉行エイスケ
アントン・チェーホフ
ニコライ・ゴーゴリ
薄田泣菫
作者不詳
石川啄木
三遊亭円朝
国枝史郎
泉鏡花