“らうねん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
老年75.0%
朗然25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
申さずとも五ヶ月限りのわけ有體ありていに申立よとあるに五兵衞は彌々いよ/\當惑たうわくなし此儀は何卒番頭久兵衞へ御尋ね願ひ奉つりたく私しは老年らうねんに及び候まゝ見世みせ質物しちもつ取引の儀は同人へ萬事任せ置候間一かうわきまへ申さず候と云ければ大岡殿久兵衞にむかはれ其方は五兵衞の見世を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
岡崎御坊へせうずる事が出来たら結構だと云ふので、呉服屋夫婦が熱心に懇望こんまうした所から、朗然らうねんと云ふみつぐさんの阿父おとうさんが、入寺にふじして来るやうに成つた。
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)