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老年
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らうねん
ふりがな文庫
“
老年
(
らうねん
)” の例文
ミハイル、アウエリヤヌヰチは
元
(
もと
)
は
富
(
と
)
んでゐた
大地主
(
おほぢぬし
)
、
騎兵隊
(
きへいたい
)
に
屬
(
ぞく
)
してゐた
者
(
もの
)
、
然
(
しか
)
るに
漸々
(
だん/\
)
身代
(
しんだい
)
を
耗
(
す
)
つて
了
(
しま
)
つて、
貧乏
(
びんばふ
)
し、
老年
(
らうねん
)
に
成
(
な
)
つてから、
遂
(
つひ
)
に
此
(
こ
)
の
郵便局
(
いうびんきよく
)
に
入
(
はひ
)
つたので。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
いかなる
奇功
(
きこう
)
を
立
(
たて
)
たるやはかりがたし、
殊
(
こと
)
に
此地
(
このち
)
に一
名園
(
めいゑん
)
を
加
(
くは
)
へたるは
私利
(
しり
)
のみなりといふべからず、
偖
(
さて
)
此
(
こ
)
の
菊塢
(
きくう
)
老年
(
らうねん
)
には学問も少しは心がけしと見え、
狂歌
(
きやうか
)
俳句
(
はいく
)
も
左
(
さ
)
のみ手づゝにはあらず
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
申さずとも五ヶ月限りの
譯
(
わけ
)
有體
(
ありてい
)
に申立よとあるに五兵衞は
彌々
(
いよ/\
)
當惑
(
たうわく
)
なし此儀は何卒番頭久兵衞へ御尋ね願ひ奉つり
度
(
たく
)
私しは
老年
(
らうねん
)
に及び候まゝ
見世
(
みせ
)
質物
(
しちもつ
)
取引の儀は同人へ萬事任せ置候間一
向
(
かう
)
辨
(
わきま
)
へ申さず候と云ければ大岡殿久兵衞に
向
(
むか
)
はれ其方は五兵衞の見世を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“老年”の意味
《名詞》
老年(ろうねん)
年を取って心身の衰えが目立つ年頃。
(出典:Wiktionary)
“老年(高齢者)”の解説
高齢者(こうれいしゃ、Elderly)は、社会の中で他の成員に比して年齢が高い一群の成員のことである。
日本語においての高齢者について、同義語として老人(ろうじん)、年寄り(としより)、お年寄り(おとしより)などの言葉がある。また、この世代を老年(ろうねん)と称する場合がある。
(出典:Wikipedia)
老
常用漢字
小4
部首:⽼
6画
年
常用漢字
小1
部首:⼲
6画
“老”で始まる語句
老
老人
老爺
老婆
老耄
老舗
老獪
老母
老婢
老女