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奇功
ふりがな文庫
“奇功”の読み方と例文
読み方
割合
きこう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きこう
(逆引き)
これを
争
(
あらそ
)
う者あるべからず、
明
(
あきらか
)
に
認
(
みと
)
むるところなれども、日本の
武士道
(
ぶしどう
)
を以てすれば
如何
(
いか
)
にしても
忍
(
しの
)
ぶべからざるの場合を忍んで、あえてその
奇功
(
きこう
)
を
収
(
おさ
)
めたる以上は
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
と、甚七は、清洲城下の祭の夜、
巷
(
ちまた
)
の中にゆくりなく信長主従の
微行
(
しのび
)
を見かけ、むらむらと
奇功
(
きこう
)
に駆られたまま、信長を刺そうとして、かえって捕えられて、憂き目に会ったことを
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いかなる
奇功
(
きこう
)
を
立
(
たて
)
たるやはかりがたし、
殊
(
こと
)
に
此地
(
このち
)
に一
名園
(
めいゑん
)
を
加
(
くは
)
へたるは
私利
(
しり
)
のみなりといふべからず、
偖
(
さて
)
此
(
こ
)
の
菊塢
(
きくう
)
老年
(
らうねん
)
には学問も少しは心がけしと見え、
狂歌
(
きやうか
)
俳句
(
はいく
)
も
左
(
さ
)
のみ手づゝにはあらず
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
奇功(きこう)の例文をもっと
(5作品)
見る
奇
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
功
常用漢字
小4
部首:⼒
5画
“奇”で始まる語句
奇
奇麗
奇蹟
奇怪
奇妙
奇異
奇特
奇矯
奇瑞
奇態
“奇功”のふりがなが多い著者
石河幹明
饗庭篁村
吉川英治
江戸川乱歩