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妖婆
ふりがな文庫
“妖婆”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ようば
81.3%
えうば
18.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ようば
(逆引き)
それは緑色の衣を着て長い
白髪
(
しらが
)
を肩へ垂れた
老年
(
としより
)
の
妖婆
(
ようば
)
が輪から離れ、朽木の切り株へ腰をかけ悲しそうに泣き出したからである。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「……それにしても九人というのは面白いですねえ。西洋の伝説にある
妖婆
(
ようば
)
は、九という
数
(
すう
)
を非常に好むという話ですから」
手術
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
妖婆(ようば)の例文をもっと
(13作品)
見る
えうば
(逆引き)
それには、動物的な凄味と、妙に鋭く冷たい超人間的な
威壓力
(
ゐあつりよく
)
とがあつた。そして更に
妖婆
(
えうば
)
の持つ無氣味さがそのからだ
中
(
ぢゆう
)
から發散してゐた。
天国の記録
(旧字旧仮名)
/
下村千秋
(著)
英語に witch と唱ふるもの、大むねは
妖婆
(
えうば
)
と翻訳すれど、年少美貌のウイツチ
亦
(
また
)
決して少しとは云ふべからず。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
妖婆(えうば)の例文をもっと
(3作品)
見る
“妖婆”の解説
『妖婆』(ようば)は、芥川龍之介の短編小説。またそれを原作とした日本映画。
(出典:Wikipedia)
妖
常用漢字
中学
部首:⼥
7画
婆
常用漢字
中学
部首:⼥
11画
“妖”で始まる語句
妖
妖怪
妖精
妖女
妖艶
妖気
妖術
妖怪変化
妖婦
妖魔
“妖婆”のふりがなが多い著者
下村千秋
夏目漱石
小酒井不木
佐藤春夫
泉鏡花
国枝史郎
吉川英治
太宰治
海野十三
芥川竜之介