“えうば”の漢字の書き方と例文
語句割合
妖婆100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それには、動物的な凄味と、妙に鋭く冷たい超人間的な威壓力ゐあつりよくとがあつた。そして更に妖婆えうばの持つ無氣味さがそのからだぢゆうから發散してゐた。
天国の記録 (旧字旧仮名) / 下村千秋(著)
英語に witch と唱ふるもの、大むねは妖婆えうばと翻訳すれど、年少美貌のウイツチまた決して少しとは云ふべからず。
何かのろひを呟く妖婆えうばのやうにも見えた。
寿陵余子じゆりようよし雑誌「人間にんげん」の為に、骨董羹こつとうかんを書く事既に三回。東西古今ここんの雑書を引いて、衒学げんがくの気焔を挙ぐる事、あたかもマクベス曲中の妖婆えうばなべに類せんとす。