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えうば
ふりがな文庫
“えうば”の漢字の書き方と例文
語句
割合
妖婆
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妖婆
(逆引き)
それには、動物的な凄味と、妙に鋭く冷たい超人間的な
威壓力
(
ゐあつりよく
)
とがあつた。そして更に
妖婆
(
えうば
)
の持つ無氣味さがそのからだ
中
(
ぢゆう
)
から發散してゐた。
天国の記録
(旧字旧仮名)
/
下村千秋
(著)
英語に witch と唱ふるもの、大むねは
妖婆
(
えうば
)
と翻訳すれど、年少美貌のウイツチ
亦
(
また
)
決して少しとは云ふべからず。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
何か
呪
(
のろひ
)
を呟く
妖婆
(
えうば
)
のやうにも見えた。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
寿陵余子
(
じゆりようよし
)
雑誌「
人間
(
にんげん
)
」の為に、
骨董羹
(
こつとうかん
)
を書く事既に三回。東西
古今
(
ここん
)
の雑書を引いて、
衒学
(
げんがく
)
の気焔を挙ぐる事、
恰
(
あたか
)
もマクベス曲中の
妖婆
(
えうば
)
の
鍋
(
なべ
)
に類せんとす。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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