“衒学”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げんがく91.3%
ペダントリー4.3%
ペダン4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ヴァン・ダインとかクイーンとか、無役むえき衒学げんがくで、いやらしくジラシたり、モッタイぶったりするから、気持よく読みつづけられない。
不連続殺人事件 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
だが、とうていそれだけでは、儂とメフィストとの契約パクトが……。いや、恐らくいまに儂は、貴方の衒学ペダントリーさに嘔吐へどを吐きかけるに至るでしょう
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
それはとてつもない衒学ペダン者であった。しかも、わたしが今まで逢ったなかでも最大のペダントで、おまけにマケドニヤのアレクサンドル大王にのみふさわしいような自尊心の持ち主なのであった。