『地下生活者の手記（ちかせいかつしゃのしゅき）』

この手記の筆者も『手記』そのものもむろん、架空のものである。が、それにもかかわらず、かかる手記の作者のごとき人物は、わが社会全般を形成している諸条件を考慮にとり入れてみると、この社会に存し得るのみならず、むしろ存在するのが当然なくらいである …

著者	フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
翻訳者	米川正夫
ジャンル	文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語
原題	ЗАПИСКИ　ИЗ　ПОДПОЛЬЯ
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約4時間37分（500文字/分）
朗読目安時間	約7時間41分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

最（さい） 斑馬（ぶち） 斃（くた） 茹（う） 頭（こうべ） 解（げ） 衒学（ペダン） 汗（カン） 布（ぬの） 体（たい） 謹聴（シランス） 床（ゆか） 心（しん） 熱気（ねつけ） 表（ひょう） 溝（どぶ） 海狸（かいり） 新参（しんまい） 何時（なんどき） 札（さつ） 水面（みのも） 不壊（ふえ） 跣足（はだし） 蔑（さげす） 虫唾（むしず） 術（すべ） 鳧（けり） 鰌（どじょう） 霏々（ひひ） 鶏冠（とさか） 解（と） 重石（おもし） 諳（そら） 腸（はらわた） 真（ま） 浣熊（あらいぐま） 服膺（ふくよう） 態（てい） 悪口（あっこう） 弾丸（たま） 小人（こびと） 威張（いば） 姐（ねえ） 女将（おかみ） 塵芥（ちりあくた） 執念（しゅうね） 倣（なら） 余喘（よぜん） 伝手（つて）