トップ
>
霏々
ふりがな文庫
“霏々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひひ
88.5%
ひゝ
4.9%
ちら/\
3.3%
ひら/\
1.6%
ヒヒ
1.6%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひひ
(逆引き)
まえの夜から降りだしたのが明け方には二尺あまりも積り、なおも
暴
(
あら
)
あらしい風とともに乾いた粉雪が
霏々
(
ひひ
)
と降りしきっていた。
日本婦道記:おもかげ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
霏々(ひひ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ひゝ
(逆引き)
かの
長生殿裡
(
ちやうせいでんり
)
日月
(
じつげつ
)
のおそき
處
(
ところ
)
、ともに
𢌞風
(
くわいふう
)
の
曲
(
きよく
)
を
唱
(
しやう
)
するに
當
(
あた
)
りてや、
庭前
(
ていぜん
)
颯
(
さつ
)
と
風
(
かぜ
)
興
(
おこ
)
り、
花
(
はな
)
ひら/\と
飜
(
ひるがへ
)
ること、
恰
(
あたか
)
も
霏々
(
ひゝ
)
として
雪
(
ゆき
)
の
散
(
ち
)
るが
如
(
ごと
)
くなりしとぞ。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
霏々(ひゝ)の例文をもっと
(3作品)
見る
ちら/\
(逆引き)
マア
金貸
(
かねかし
)
でもして
居
(
を
)
るか、と
想像
(
さうざう
)
致
(
いた
)
されます
家
(
うち
)
、
丁度
(
ちやうど
)
明治三年の十一月の十五日、
霏々
(
ちら/\
)
と
日暮
(
ひぐれ
)
から
降出
(
ふりだ
)
して
来
(
き
)
ました雪が、
追々
(
おひ/\
)
と
積
(
つも
)
りまして
大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
霏々(ちら/\)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ひら/\
(逆引き)
昼過
(
ひるすぎ
)
から
少
(
すこ
)
し
出
(
で
)
て
来
(
き
)
た
生温
(
なまあたゝか
)
い
風
(
かぜ
)
が
稍
(
やゝ
)
騒
(
さわ
)
いで、
横
(
よこ
)
になつて
見
(
み
)
てゐると、
何処
(
どこ
)
かの
庭
(
には
)
の
桜
(
さくら
)
が、
早
(
は
)
や
霏々
(
ひら/\
)
と
散
(
ち
)
つて、
手洗鉢
(
てあらひばち
)
の
周
(
まはり
)
の、つは
蕗
(
ぶき
)
の
葉
(
は
)
の
上
(
うへ
)
まで
舞
(
ま
)
つて
来
(
く
)
る。
背負揚
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
霏々(ひら/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
ヒヒ
(逆引き)
安定ノ三郡ヲ
攻取
(
セメト
)
リ、ソノ威、遠近ヲ
靡
(
ナビ
)
カセ、大軍スデニ
祁山
(
キザン
)
ニ出デ、
渭水
(
イスイ
)
ノ西ニ陣取リケレバ、諸方ノ早馬
洛陽
(
ラクヨウ
)
ヘ急ヲ告ゲルコト、
霏々
(
ヒヒ
)
雪ノ飛ブガ如シ。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
霏々(ヒヒ)の例文をもっと
(1作品)
見る
霏
漢検1級
部首:⾬
16画
々
3画
“霏々”で始まる語句
霏々紛々
霏々繽粉
“霏々”のふりがなが多い著者
吉川英治
石川欣一
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
徳冨蘆花
作者不詳
中里介山
幸田露伴
正岡容
林不忘
三遊亭円朝