“祁山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きざん71.4%
キザン14.3%
きぎん14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
祁山きざん(甘粛省・鞏昌きょうしょう附近)一帯の山岳曠野を魏、蜀天下の分け目の境として、まさにその第一期戦はここに展開されようとしている。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
安定ノ三郡ヲ攻取セメトリ、ソノ威、遠近ヲナビカセ、大軍スデニ祁山キザンニ出デ、渭水イスイノ西ニ陣取リケレバ、諸方ノ早馬洛陽ラクヨウヘ急ヲ告ゲルコト、霏々ヒヒ雪ノ飛ブガ如シ。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「まず、すみやかに祁山きぎんを退くべきである」
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)