“きぎん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
季吟62.5%
碕沂12.5%
祁山12.5%
輝銀12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「香具山は畝火をしと」の解と共に永久不滅である。但し、拾穂抄しゅうすいしょうに既に、「誰がか持たむ」の説があるが、「笥」までは季吟きぎんも思い及ばなかったのである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
魚鳥マタ碕沂きぎんノ間ニ相嬉あいあそブ。池ノ南ハ密竹林ヲナシ、清流ソノ下ヲ穿過せんかス。池ノ北ハ稲畦蔬圃墻外とうけいそほしょうがいノ民田ト相接ス。園ハ喬木きょうぼく多ク、槎枿竦樛さげつしょうきゅう、皆百年外ノ物タリ。而シテ堂独リ翼然トシテ池上ニ臨ム。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「まず、すみやかに祁山きぎんを退くべきである」
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「……Au……金、……CuFeS2……黄銅鉄、……Ag2S……輝銀きぎん鉱……」
キャラコさん:04 女の手 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)