“妖魔”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ようま83.3%
えうま11.1%
まもの5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
早くも、高いとんがり帽子ぼうしをかぶった小さい小人の妖魔ようましげみの中からのぞいているのが、はっきり見えるような気がするのです。
特に或る一部分の妖魔えうまを捕捉するの怪力を有す。此点より見れば彼は一個の写実家なり。「油地獄」に書生の堕落を描くところなどは、宛然たる写実家なり。
「なに、今日は、この家の邪魔をする妖魔まものを斬っちまうのだ」
春心 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)