“権現”の読み方と例文
読み方割合
ごんげん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして主従三人は三社権現ごんげんと祭られ浅草一円の氏神うじがみとなり、十人の草刈りは堂の左手の後に十子堂をしつらえて祭られました。
本郷帝国大学の裏門を出て根津権現ごんげん境内けいだいまで、いくつも曲りながら傾斜になって降りる邸町の段階の途中にある或る邸宅の離れ屋である。
高原の太陽 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
まるで権現ごんげんさまのっぱ持ちのようにすまし込んで、白いシャッポをかぶって、先生についてすぱすぱとあるいて来たのです。
風の又三郎 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)