“権現様”の読み方と例文
旧字:權現樣
読み方割合
ごんげんさま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつにも変らぬそのお爽やかさ、さすがは権現様ごんげんさまお血筋、二なき御明君と主水之介よろこばしき儀にござります
「この小判一枚を見ても、権現様ごんげんさまの威勢と、その御政治向きのたのもしさがわかるじゃございませんか」
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
権現様ごんげんさま戦場お持出もちだしの矢疵やきず弾丸痕たまあとの残つた鎧櫃よろいびつに納めて、やりを立てて使者を送らう。
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)