“伊太郎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いたろう66.7%
いたらう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その中でも一番熱心なのは、手代の金助きんすけという三十男と、与三郎よさぶろうという二十三の若造と、それから佐久間の倅の二十四になった伊太郎いたろうでした。
まず許嫁いいなづけ伊太郎いたろうが、肺を病んで病没した。そうして大家伊丹屋は、維新の変動で没落した。
大捕物仙人壺 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
夫 (また読み始める)「上州無宿者の名草なぐさ伊太郎いたらうが暗きをつて、そつと歩いてゐる。右へ行けば九十六間の両国橋、左へ行つて、船蔵前ふなくらまへの川にかけられた百八間の新大橋」
世帯休業 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)