“伊太利亜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
イタリア75.0%
イタリヤ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何処からいて来たのか、かごをしょった、可愛い伊太利亜イタリア少年が傍にいて、お雪が抱えきれなくなると、背中の籠へ入れさせた。
モルガンお雪 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
伊太利亜イタリア名家のえがける絵のほとんど真黒まくろになりたるを掛けあり。壁の貼紙はりがみは明色、ほとんど白色にして隠起いんきせる模様および金箔きんぱくの装飾を施せり。
仏蘭西フランス人が Sarah Bernhardt に対し伊太利亜イタリヤ人が Eleonora Duse に対するように
伝通院 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
伊太利亜イタリヤ語の試験が初まったり、病院だか何だかさっぱり分からない、看護婦がやって来ると、極東生れのカルーソを聞かせたり、終いにはスウィスの最高峰の標高如何いかん
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)