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千仭
ふりがな文庫
“千仭”の読み方と例文
読み方
割合
せんじん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんじん
(逆引き)
千仭
(
せんじん
)
の
崕
(
がけ
)
を
累
(
かさ
)
ねた、漆のような波の間を、
幽
(
かすか
)
に
蒼
(
あお
)
い
灯
(
ともしび
)
に照らされて、白馬の背に
手綱
(
たづな
)
したは、この度迎え取るおもいものなんです。
海神別荘
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
吹雪、青の光をふきだす
千仭
(
せんじん
)
の
氷罅
(
クレヴァス
)
。——いたるところに口を開く氷の墓の遥かへと、そのエスキモーは生きながら
呑
(
の
)
まれてゆく。
人外魔境:08 遊魂境
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
千仭
(
せんじん
)
の底へつきおとされた気持ち——清子にとって、それよりもたまらないのは、そうなっても夫婦関係をつづけようとすることだった。
遠藤(岩野)清子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
千仭(せんじん)の例文をもっと
(29作品)
見る
千
常用漢字
小1
部首:⼗
3画
仭
漢検1級
部首:⼈
5画
“千”で始まる語句
千住
千切
千々
千種
千
千尋
千歳
千曲川
千鳥
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検索の候補
幾千仭
壁立千仭
懸崖千仭
“千仭”のふりがなが多い著者
矢内原忠雄
下村湖人
小栗虫太郎
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泉鏡花
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