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浸染
ふりがな文庫
“浸染”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にじ
75.0%
しみ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にじ
(逆引き)
どうも
危
(
あぶな
)
いので、
思
(
おも
)
ふやうに
動
(
うご
)
かせませなんだが、それでもだいぶ
創
(
きず
)
が
附
(
つ
)
きましたやうで、
鏡
(
かゞみ
)
は
見
(
み
)
ませんが、
血
(
ち
)
が
浸染
(
にじ
)
んで
居
(
を
)
りますか。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
そして何といふことなし、瞼の裏に涙の
浸染
(
にじ
)
んで來るのを覺えて、ちよつとの間ながら病苦の薄らいで行くやうなうと/\した氣持になりかけた。
奇病患者
(旧字旧仮名)
/
葛西善蔵
(著)
浸染(にじ)の例文をもっと
(6作品)
見る
しみ
(逆引き)
しかし、
駆黴剤
(
くばいざい
)
の
浸染
(
しみ
)
はかくし
了
(
おお
)
せぬ素姓をいう……、いまこの暗黒街を
統
(
す
)
べる大
顔役
(
ボス
)
二人が、折竹になに事を切りだすのだろう。
人外魔境:08 遊魂境
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
しかも、歯がないせいか、顔が奇妙な
提灯
(
ちょうちん
)
のような伸縮をして、なんとも云えぬ斑点のような
浸染
(
しみ
)
のようなもので埋まっている。
地虫
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
浸染(しみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“浸染”の意味
《名詞》
染み込んで染まること。
次第に感化されること。
染料と薬剤の溶液に糸や布を浸して色を染めること。
(出典:Wiktionary)
浸
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
染
常用漢字
小6
部首:⽊
9画
“浸”で始まる語句
浸
浸潤
浸々
浸水
浸込
浸透
浸礼
浸蝕
浸入
浸剤
“浸染”のふりがなが多い著者
上司小剣
小栗虫太郎
与謝野寛
小島烏水
葛西善蔵
泉鏡太郎
島崎藤村
与謝野晶子
泉鏡花