“浸染(しみ)” の例文
しかし、駆黴剤(くばいざい)の浸染(しみ)はかくし了(おお)せぬ素姓をいう……、いまこの暗黒街を統(す)べる大顔役(ボス)二人が、折竹になに事を切りだすのだろう。
人外魔境:08 遊魂境 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
しかも、歯がないせいか、顔が奇妙な提灯(ちょうちん)のような伸縮をして、なんとも云えぬ斑点のような浸染(しみ)のようなもので埋まっている。
地虫 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)