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浸込
ふりがな文庫
“浸込”の読み方と例文
読み方
割合
しみこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しみこ
(逆引き)
目と口に
浸込
(
しみこ
)
んで、中に
描
(
か
)
いた器械の図などは、ずッしり
鉄
(
くろがね
)
の
楯
(
たて
)
のように
洋燈
(
ランプ
)
の前に
顕
(
あらわ
)
れ
出
(
い
)
でて、絵の
硝子
(
がらす
)
が
燐
(
ばっ
)
と光った。
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
沢山の肉を焼く時にはその味を
浸込
(
しみこ
)
ませるため
鉄串
(
かなぐし
)
か
箸
(
はし
)
でポツポツと肉へ
孔
(
あな
)
を明けてもようございます。最初から一時間と二十分位焼けば豚のロースが出来ます。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
明日の朝の八時は
例
(
いつも
)
の通り強い日が空にも山にも港にも一面に輝いていた。馬車を
棄
(
す
)
てて山にかかったときなどは、その強い日の光が
毛孔
(
けあな
)
から
総身
(
そうしん
)
に
浸込
(
しみこ
)
むように空気が
澄徹
(
ちょうてつ
)
していた。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
浸込(しみこ)の例文をもっと
(7作品)
見る
浸
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
込
常用漢字
中学
部首:⾡
5画
“浸”で始まる語句
浸
浸潤
浸々
浸水
浸染
浸透
浸礼
浸蝕
浸入
浸剤
“浸込”のふりがなが多い著者
ルイス・キャロル
村井弦斎
泉鏡太郎
泉鏡花
夏目漱石