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鏘々
ふりがな文庫
“鏘々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しょうしょう
44.0%
そうそう
44.0%
しやう/\
8.0%
さう/\
4.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょうしょう
(逆引き)
鏘々
(
しょうしょう
)
と
甲冑
(
かっちゅう
)
のひびきが聞える。明らかに
簇々
(
ぞくぞく
)
と兵団の近づくような地鳴りがする。すわと、にわかに信玄のまわりは色めきたった。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鏘々(しょうしょう)の例文をもっと
(11作品)
見る
そうそう
(逆引き)
そういう、暗黒街に鳴る
鏘々
(
そうそう
)
たる連中が、いかなる用件があってか丁重きわまる物腰で、折竹の七十五番街の宿へやってきた。
人外魔境:08 遊魂境
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
鏘々(そうそう)の例文をもっと
(11作品)
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しやう/\
(逆引き)
友の詩のかゞやけるも亦
宜
(
むべ
)
なりや。
室
(
へや
)
は木曾の清溪に對して、其水聲は
鏘々
(
しやう/\
)
として枕に近く、前山後山の
翠微
(
すゐび
)
は絶えずその搖曳せる
嵐氣
(
らんき
)
を送りて、雲のたゞずまひまた世の常ならず。
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
鏘々(しやう/\)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
さう/\
(逆引き)
わが最初の
寓目
(
ぐうもく
)
の感は
如何
(
いかん
)
、われは唯
前山
(
ぜんざん
)
の麓に沿うて
急駛
(
きうし
)
奔跳
(
ほんてう
)
せる一道の大溪と
傍
(
かたはら
)
に起伏出沒する數箇の溪石とを認めしに過ぎざりしと
雖
(
いへど
)
も、しかもその
鏘々
(
さう/\
)
として金石を鳴らすが如き音は
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
鏘々(さう/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
鏘
漢検1級
部首:⾦
19画
々
3画
“鏘々”で始まる語句
鏘々然
鏘々戟々
“鏘々”のふりがなが多い著者
石河幹明
小栗虫太郎
吉川英治
泉鏡太郎
佐々木味津三
泉鏡花
夏目漱石
森鴎外
田山花袋