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前山
ふりがな文庫
“前山”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さきやま
30.0%
ぜんざん
30.0%
まえやま
20.0%
まへやま
20.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さきやま
(逆引き)
ああいう老大家もくちばしの黄ろい
囀
(
さえず
)
りを敢えて行うていたかと、見直したときには詩人としての藤村山嶽には、
前山
(
さきやま
)
とも見られる幾多の美しい若木で飾られた麓山を四顧したものであった。
我が愛する詩人の伝記
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
前山(さきやま)の例文をもっと
(3作品)
見る
ぜんざん
(逆引き)
逡巡
(
しゅんじゅん
)
として曇り勝ちなる春の空を、もどかしとばかりに吹き払う山嵐の、思い切りよく通り抜けた
前山
(
ぜんざん
)
の
一角
(
いっかく
)
は、未練もなく晴れ尽して、
老嫗
(
ろうう
)
の指さす
方
(
かた
)
に
巑岏
(
さんがん
)
と
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
前山(ぜんざん)の例文をもっと
(3作品)
見る
まえやま
(逆引き)
その上に
前山
(
まえやま
)
、すこし東に
方
(
あた
)
って
朝熊
(
あさま
)
山が見え、それを繋ぐ山と山との肩の間から、
群山
(
ぐんざん
)
を
睥睨
(
へいげい
)
するように、
突兀
(
とっこつ
)
として、剣のような一峰が望まれた。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
前山(まえやま)の例文をもっと
(2作品)
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まへやま
(逆引き)
別館は、そのうら廊下から川向ふを見ると
前山
(
まへやま
)
並びにその左右の青い樹木やこうえふが見える代りに、ごた/\と人の往き來がやかましい。
塩原日記
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
前山(まへやま)の例文をもっと
(2作品)
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前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“前”で始まる語句
前
前後
前途
前方
前垂
前刻
前様
前栽
前屈
前掛
検索の候補
樽前山
御前山
虎御前山
白山前町
山前
前法山
前黒山
前田曙山
賀蘭山前
青山備前守
“前山”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
岩野泡鳴
土田耕平
斎藤茂吉
北原白秋
室生犀星
夏目漱石
吉川英治
田山花袋
田中貢太郎