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前栽
ふりがな文庫
“前栽”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せんざい
94.1%
ぜんさい
2.0%
ぜんざい
2.0%
センザイ
2.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんざい
(逆引き)
ごめんと通って——藤吉郎は門内の
前栽
(
せんざい
)
に
佇
(
たたず
)
んだ。庭へ通う道と、入口へ向う道との、いずれへ通ったものか一思案という顔だった。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
前栽(せんざい)の例文をもっと
(48作品)
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ぜんさい
(逆引き)
音たてぬやうに廊下に出ると
前栽
(
ぜんさい
)
の草むらに切りに蟲が
喞
(
な
)
いて居る。冷い板を踏んでやがて臺所の方に出た。平常は明け放してある襖が矢張り冷いからだらう今夜はきちんと閉めてある。
姉妹
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
前栽(ぜんさい)の例文をもっと
(1作品)
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ぜんざい
(逆引き)
前栽
(
ぜんざい
)
では樹木を掘り起し、池の水を
堰
(
せ
)
き止め、
築山
(
つきやま
)
の一部を崩しなどしているが、此処では国経が自ら庭に下り立って、木や石の布置をいろ/\に工夫して見たりしている。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
前栽(ぜんざい)の例文をもっと
(1作品)
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センザイ
(逆引き)
歌合せの異式とも見える「
前栽
(
センザイ
)
合せ」は、消息の歌文を結ぶ木草の枝の風流から出て居る。歌合せは整理せられて、宴遊の形をとつた。だがよく見ると、厳かな神事から出た俤を止めてゐる。
女房文学から隠者文学へ:後期王朝文学史
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
前栽(センザイ)の例文をもっと
(1作品)
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“前栽”の解説
前栽(せんざい)は草木を植えた庭、または植え込みの事を指す。
(出典:Wikipedia)
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
栽
常用漢字
中学
部首:⽊
10画
“前栽”で始まる語句
前栽物
前栽畑
検索の候補
中前栽
壺前栽
前栽物
前栽畑
“前栽”のふりがなが多い著者
近松秋江
谷崎潤一郎
上司小剣
吉川英治
二葉亭四迷
泉鏡太郎
内田魯庵
柳田国男
紫式部
島崎藤村