“センザイ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:せんざい
語句割合
前栽50.0%
千歳50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
歌合せの異式とも見える「前栽センザイ合せ」は、消息の歌文を結ぶ木草の枝の風流から出て居る。歌合せは整理せられて、宴遊の形をとつた。だがよく見ると、厳かな神事から出た俤を止めてゐる。
其後に、反閇ヘンバイ千歳センザイが出て、詠じながら踏み踊る。殿舎を鎮めるのです。其次に、黒尉クロジヨウの三番叟が出て、翁の呪詞や、千歳の所作に対して、滑稽を交へながら、通訳式の動作をする。
翁の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)