“ちとせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
千歳65.9%
千年27.3%
千登世4.5%
千載2.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石狩いしかり千歳ちとせのどこかの村にウエピカンという若い美貌の酋長がいた。
えぞおばけ列伝 (新字新仮名) / 作者不詳(著)
胆振国千歳ちとせ町内千歳川第四発電所より下流に、シュネチセ(9)という所がある。
籠釣瓶花街酔醒かごつるべさとのえひざめ」として、三世河竹新七が、初代市川左団次のため劇化したのは、明治廿一年五月の千歳ちとせ座(のちの明治座)でもちろん講談や人情噺の方が、その以前からあつた。
吉原百人斬り (新字旧仮名) / 正岡容(著)
のりかへの千歳ちとせ駅で四十分ばかり時間があるので構外に出てみると、駅のすぐ側の茶店で食事をする人たちもゐた。
東北の家 (新字旧仮名) / 片山広子(著)
産婦さんふすこやか肥立ひだち乳汁ちゝも一子にあまるほどなれば小児せうに肥太こえふと可賀名めでたきなをつけて千歳ちとせ寿ことぶきけり。
千年ちとせの土となりにけり
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
しづの身なればいろには出さぬ、ただこころのうちにこがるる〽たちよりむすぶ山の井のあかれずあかぬうちはな、松の二葉よ千年ちとせるまで〽筆でかくとも絵にうつすとも更らにつきせじ松しまの波はうつらふ月の影しまの数シン知れぬ……。
艶容万年若衆 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
そこに千年ちとせの巖があるのです。
ありへけむもとの千年ちとせにふりもせで
蘆刈 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
千年ちとせ一度いちど現るるかの星こそは、
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
ええ、長男千尋ちひろ君は九州帝大法学部ご卒業後、福岡県県庁に奉職中、長女千登世ちとせさんは、神戸青木商会の大番頭……モトイ……営業部長久野信次郎ひさのしんじらう君にして、既に一男一女を挙げられ……次男千里ちさと君は、三年前美術研究のため仏国巴里に渡り、今なほ刻苦精励を続けられてゐます。
双面神 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
きしは千載ちとせか、ちりか、わが手弱女たをやめ
独絃哀歌 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)