“せんねん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
先年46.7%
千年23.3%
專念16.7%
専念13.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは先年せんねん西海せいかいはて崩御ほうぎょあらせられた貴人きじん御霊みたまであったが、それを拝すると共に眼前めさきくらんで馬から落ちたのだと云う噂であった。
頼朝の最後 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
うした地主ぢぬしにばかり出會であはしてれば文句もんくいなどたはむれつゝ、其方そのはう發掘はつくつかゝつたが、此所こゝだ三千年せんねんらいのつかぬところであつて、貝層かひそう具合ぐあひ大變たいへんい。
し、ひと各々おの/\その仕事しごと專念せんねんなるときは』と公爵夫人こうしやくふじん咳嗄しわがれた銅鑼聲どらごゑつて、『世界せかいつねよりもすみやかに回轉くわいてんします』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
「あんたは専念せんねん丹下にかかるがよい。お艶さんの話によると、たえず四、五人から十人の無頼物ならずものが屋敷に寝泊りしておるそうだが、じゃまが入れば何人でもわしが引き受けるから」
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)