“銅鑼聲”の読み方と例文
新字:銅鑼声
読み方割合
どらごゑ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
渠が餘り無法な、調子はづれの銅鑼聲どらごゑを張りあげるのを見て、渠に比べるとずツと呑氣な雪の屋はづか/\と演壇に進み來たり
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
はなしませう』とつて海龜うみがめふと銅鑼聲どらごゑで、『おすわりな、二人ふたりとも、それでわたしはなをへるまで、一言ひとことでも饒舌しやべつてはならない』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
し、ひと各々おの/\その仕事しごと專念せんねんなるときは』と公爵夫人こうしやくふじん咳嗄しわがれた銅鑼聲どらごゑつて、『世界せかいつねよりもすみやかに回轉くわいてんします』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)