“專念”の読み方と例文
新字:専念
読み方割合
せんねん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つぎ著意ちやくいしてみちもとめるひとがある。專念せんねんみちもとめて、萬事ばんじなげうつこともあれば、日々ひゞつとめおこたらずに、えずみちこゝろざしてゐることもある。
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
し、ひと各々おの/\その仕事しごと專念せんねんなるときは』と公爵夫人こうしやくふじん咳嗄しわがれた銅鑼聲どらごゑつて、『世界せかいつねよりもすみやかに回轉くわいてんします』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
小宮先生は今は文壇ぶんだんよりも學かいの方に專念せんねんされるやうになつてしまはれたが、わたしれるかぎりの文藝ぶんげいみちたづさはる人たちの内では一ばんの、百五十てんといふ球突たまつきの名手である。
文壇球突物語 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)