“専念”のいろいろな読み方と例文
旧字:專念
読み方割合
せんねん57.1%
もっぱら28.6%
ひとむき14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはその仕事に専念せんねんするということであった。さずかった課業かぎょうおぼえるのは、覚えるためについやされる時間ではなくって、それは覚えたいと思う熱心ねっしんであった。
専念もっぱらアタリそのものをよく品騰ひんとうし、価値づけて、体力から、量と質から、自分の中の夢想や好みの感応を抜きさしして、れに当り応じ赴くやうになる。
魚美人 (新字旧仮名) / 佐藤惣之助(著)
ある時はただ専念ひとむきに一匹の大鯛釣ると坐りたりけり
雲母集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)