“専六”の読み方と例文
読み方割合
せんろく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一行いっこうは戸主成善十二歳、母五百いお五十三歳、くが二十二歳、水木みき十六歳、専六せんろく十五歳、矢島優善やすよし三十四歳の六人と若党二人ににんとである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
二月十四日に五男専六せんろくが生れた。後におさむ名告なのった人である。三月十日に長子恒善が病んで歿した。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
抽斎の歿した跡には、四十三歳の未亡人びぼうじん五百を始として、岡西氏のしゅつ次男矢島優善やすよし二十四歳、四女くが十二歳、六女水木みき六歳、五男専六せんろく五歳、六男翠暫すいざん四歳、七男成善しげよし二歳の四子二女が残った。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)