“専門”の読み方と例文
旧字:專門
読み方割合
せんもん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だから完全に近い放任ほうにんをして置いて、さてそれを見ると、私が理学者りがくしゃになりたいと思った気持ちを専門せんもんに代表するものもあり
親は眺めて考えている (新字新仮名) / 金森徳次郎(著)
わたし程無ほどなく右の中学を出て、しば愛宕下町あたごしたまちつた、大学予備門だいがくよびもん受験科じゆけんくわ専門せんもん三田英学校みたえいがつこうふのに転学てんがくしました、それから大学予備門だいがくよびもんに入つて二ねんまで山田やまだとは音信不通いんしんふつうかたちたのです
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
このむらには、専門せんもん医者いしゃがありませんでした。内科ないか外科げかねたたよりげないものしかなかったので、治療ちりょうにも無理むりがあったか、正吉しょうきちれた右脚みぎあしは、ついにもとのごとく、びずにしまいました。
心の芽 (新字新仮名) / 小川未明(著)