“どらごゑ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
銅鑼聲60.0%
銅羅声40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
し、ひと各々おの/\その仕事しごと專念せんねんなるときは』と公爵夫人こうしやくふじん咳嗄しわがれた銅鑼聲どらごゑつて、『世界せかいつねよりもすみやかに回轉くわいてんします』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
下手な調子で銅鑼聲どらごゑを張りあげ、清元やら、長唄やら、常磐津やら、新内やら、都々逸どどいつやらのおさらひをして歩いた。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
黄雲の如き土塵をものともせず、我もまた躍然として人々と共に一群の先鋒に銅羅声どらごゑをあげたりき、これこの古帽先生が其満腔の愛国心を発表しえたる唯一の機会なりし也。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
狼狽らうばい銅羅声どらごゑみだ
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)