“どらごえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
銅鑼声57.1%
銅羅声28.6%
洞声14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
卒業式、卒業の祝宴、初めて席にはべ芸妓げいしゃなるものの嬌態きょうたいにも接すれば、平生へいぜいむずかしい顔をしている教員が銅鑼声どらごえり上げて調子はずれのうたをうたったのをも聞いた。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
すると、樫の棒を持った番人が銅羅声どらごえをあげて、掛小屋かけごやの中から走り出て来る。
浮動する地価 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)
それからタアラントが少し洞声どらごえのように轟く声で言った。