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銅鑼声
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どらごえ
ふりがな文庫
“
銅鑼声
(
どらごえ
)” の例文
旧字:
銅鑼聲
「まあさ、そう大きな声をされんでも——今にも天奏衆がお着きになる。その
銅鑼声
(
どらごえ
)
がお耳にはいっては、おそれ多い。」
元禄十三年
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
卒業式、卒業の祝宴、初めて席に
侍
(
はべ
)
る
芸妓
(
げいしゃ
)
なるものの
嬌態
(
きょうたい
)
にも接すれば、
平生
(
へいぜい
)
むずかしい顔をしている教員が
銅鑼声
(
どらごえ
)
を
張
(
は
)
り上げて調子はずれの
唄
(
うた
)
をうたったのをも聞いた。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
小男とは思われぬ
銅鑼声
(
どらごえ
)
で、喧しいわい、貴様達こそ帰りやがれ、今日から絶対にここに糞を棄てさせぬのだ、と喚き、リヤカアの握りに手をかけて、ぐいぐいと押し返した。
糞尿譚
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
と、とてつもない勘次の
銅鑼声
(
どらごえ
)
が彦兵衛に和して、朝の街を揺るがすばかりに響き渡った。
釘抜藤吉捕物覚書:05 お茶漬音頭
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
銅
常用漢字
小5
部首:⾦
14画
鑼
漢検1級
部首:⾦
27画
声
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
“銅鑼”で始まる語句
銅鑼
銅鑼聲
銅鑼亀
銅鑼屋
銅鑼鐃鈸
銅鑼焼
銅鑼金鼓