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嬌態
ふりがな文庫
“嬌態”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しな
51.4%
きょうたい
40.5%
けうたい
4.1%
あま
1.4%
びたい
1.4%
コケットリー
1.4%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しな
(逆引き)
金縁の
目金
(
めがね
)
を掛けたる五ツ紋の
年少
(
わか
)
紳士、襟を正しゅうして第三区の
店頭
(
みせさき
)
に立ちて、
肱座
(
ひじつき
)
に眼を着くれば、照子すかさず
嬌態
(
しな
)
をして
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
嬌態(しな)の例文をもっと
(38作品)
見る
きょうたい
(逆引き)
みんなほっと上気して眼を潤ませて、起ち居それぞれに
嬌態
(
きょうたい
)
の
粋
(
すい
)
を見せるという次第だから、若さまの御満悦は断わるまでもなかろう。
若殿女難記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
嬌態(きょうたい)の例文をもっと
(30作品)
見る
けうたい
(逆引き)
それから毎日夕方になると、必ず
混血児
(
あひのこ
)
の女は向うの窓の前へ立つて、下品な
嬌態
(
けうたい
)
をつくりながら、
慇懃
(
いんぎん
)
におれへ
会釈
(
ゑしやく
)
をする。
窓
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
嬌態(けうたい)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
あま
(逆引き)
糸
的
(
こう
)
の先生、上杉さんは、その様子じゃ大分一雪女史が
贔屓
(
ひいき
)
らしい。あの
容色
(
きりょう
)
で、しんなりと肩で
嬌態
(
あま
)
えて、机の
傍
(
そば
)
よ。先生が二階の時なぞは、令夫人やや
穏
(
おだやか
)
ならずというんじゃないかな。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
嬌態(あま)の例文をもっと
(1作品)
見る
びたい
(逆引き)
欧風化された女の
嬌態
(
びたい
)
、近世のパーシ女に袖を引かれて茶店に出入するのですが、私達日本の男子で印度のフラッパ女に靴の紐など結ぶように命令されて
孟買挿話
(新字新仮名)
/
吉行エイスケ
(著)
嬌態(びたい)の例文をもっと
(1作品)
見る
コケットリー
(逆引き)
永い間の
交際
(
つきあい
)
でその道の恐るべき
嬌態
(
コケットリー
)
もすっかり上手になっていて、悪行では
姐
(
ねえ
)
さんたちと肩を並べようという激しい野心に燃えているのなど、また
群集の人
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
嬌態(コケットリー)の例文をもっと
(1作品)
見る
“嬌態”の意味
《名詞》
艶かしく色っぽい態度やさま。
(出典:Wiktionary)
嬌
漢検1級
部首:⼥
15画
態
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
“嬌”で始まる語句
嬌
嬌羞
嬌声
嬌瞋
嬌笑
嬌名
嬌艶
嬌然
嬌嗔
嬌娜
“嬌態”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
吉行エイスケ
近松秋江
林不忘
内田魯庵
谷譲次
二葉亭四迷
泉鏡花
エドガー・アラン・ポー
泉鏡太郎