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嬌然
ふりがな文庫
“嬌然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きょうぜん
80.0%
にっこり
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうぜん
(逆引き)
がさつな、だらしない風をした沢山の文人のなかに、そういう麻川氏を見て葉子はこころにすがすがしく思い
乍
(
なが
)
ら、ふと、麻川氏の傍に
嬌然
(
きょうぜん
)
として居るX夫人を見出した。
鶴は病みき
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
あれから幾日か
経
(
た
)
って、広東服のお光さんはまた、
嬌然
(
きょうぜん
)
と宝石を噛んでいるような明るい歯を
笑
(
え
)
まして、屋上の時計塔が、薄暮の空に午後四時の指針を示している柳田商会の店へはいって来た。
かんかん虫は唄う
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
嬌然(きょうぜん)の例文をもっと
(4作品)
見る
にっこり
(逆引き)
嬌然
(
にっこり
)
笑っているいやらしい笑い方が、だんだんとお絹の面になってくると、肉体そのものまでが異人ではない、
明暮
(
あけくれ
)
自分のそばにいるあの模範的の淫婦娼婦だ。
大菩薩峠:34 白雲の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
嬌然(にっこり)の例文をもっと
(1作品)
見る
嬌
漢検1級
部首:⼥
15画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“嬌”で始まる語句
嬌態
嬌
嬌羞
嬌声
嬌瞋
嬌笑
嬌名
嬌艶
嬌嗔
嬌娜
“嬌然”のふりがなが多い著者
林不忘
中里介山
岡本かの子
吉川英治