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嬌娜
ふりがな文庫
“嬌娜”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しなやか
50.0%
きょうだ
25.0%
なよやか
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しなやか
(逆引き)
小褄
(
こづま
)
を取った手に、
黒繻子
(
くろじゅす
)
の襟が緩い。胸が少しはだかって、褄を引揚げたなりに乱れて、こぼれた
浅葱
(
あさぎ
)
が長く
絡
(
からま
)
った、ぼっとりものの中肉が、帯もないのに、
嬌娜
(
しなやか
)
である。
鷭狩
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
嬌娜(しなやか)の例文をもっと
(2作品)
見る
きょうだ
(逆引き)
「私はゆうべ、先生の病気は、
嬌娜
(
きょうだ
)
がなおすだろうと思って、おばあさんの所へ使いをやって呼びに往かしたのですが、どうも遅いのですよ」
嬌娜
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
嬌娜(きょうだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
なよやか
(逆引き)
瞳の動かぬ気高い顔して、
恍惚
(
うっとり
)
と見詰めながら、よろよろと
引退
(
ひきさが
)
る、と黒髪うつる藤紫、肩も
腕
(
かいな
)
も
嬌娜
(
なよやか
)
ながら、袖に構えた扇の利剣、霜夜に声も
凜々
(
りんりん
)
と
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
嬌娜(なよやか)の例文をもっと
(1作品)
見る
嬌
漢検1級
部首:⼥
15画
娜
漢検1級
部首:⼥
10画
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