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なよやか
ふりがな文庫
“なよやか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
嫋娜
20.0%
嬌娜
20.0%
柔婉
20.0%
繊弱
20.0%
靡娜
20.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嫋娜
(逆引き)
嫋娜
(
なよやか
)
に出されたので、ついその、
伸
(
のば
)
せば
達
(
とど
)
く、手を取られる。その手が消えたそうに我を忘れて、
可懐
(
なつかし
)
い
薫
(
かおり
)
に包まれた。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
なよやか(嫋娜)の例文をもっと
(1作品)
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嬌娜
(逆引き)
瞳の動かぬ気高い顔して、
恍惚
(
うっとり
)
と見詰めながら、よろよろと
引退
(
ひきさが
)
る、と黒髪うつる藤紫、肩も
腕
(
かいな
)
も
嬌娜
(
なよやか
)
ながら、袖に構えた扇の利剣、霜夜に声も
凜々
(
りんりん
)
と
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
なよやか(嬌娜)の例文をもっと
(1作品)
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柔婉
(逆引き)
逆
(
さか
)
に立てたのは二枚折の
銀屏
(
ぎんびょう
)
である。一面に
冴
(
さ
)
え返る月の色の
方
(
ほう
)
六尺のなかに、
会釈
(
えしゃく
)
もなく
緑青
(
ろくしょう
)
を使って、
柔婉
(
なよやか
)
なる茎を乱るるばかりに
描
(
か
)
いた。不規則にぎざぎざを畳む
鋸葉
(
のこぎりは
)
を描いた。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
なよやか(柔婉)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
繊弱
(逆引き)
色の
透
(
とほ
)
るばかりに白き、難を求めなば、髪は濃くて
瑩沢
(
つややか
)
に、
頭
(
かしら
)
も重げに
束
(
つか
)
ねられたれど、
髪際
(
はへぎは
)
の
少
(
すこし
)
く打乱れたると、立てる
容
(
かたち
)
こそ風にも
堪
(
た
)
ふまじく
繊弱
(
なよやか
)
なれど、
面
(
おもて
)
の
痩
(
やせ
)
の過ぎたる為に
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
なよやか(繊弱)の例文をもっと
(1作品)
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靡娜
(逆引き)
ちょうど段々
中継
(
なかつぎ
)
の一土間、
向桟敷
(
むこうさじき
)
と云った処、さかりに緋葉した樹の根に寄った方で、うつむき
態
(
なり
)
に片袖をさしむけたのは、
縋
(
すが
)
れ、手を取ろう身構えで、腰を
靡娜
(
なよやか
)
に振向いた。
縷紅新草
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
なよやか(靡娜)の例文をもっと
(1作品)
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