トップ
>
瑩沢
ふりがな文庫
“瑩沢”の読み方と例文
読み方
割合
つややか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つややか
(逆引き)
色の
透
(
とほ
)
るばかりに白き、難を求めなば、髪は濃くて
瑩沢
(
つややか
)
に、
頭
(
かしら
)
も重げに
束
(
つか
)
ねられたれど、
髪際
(
はへぎは
)
の
少
(
すこし
)
く打乱れたると、立てる
容
(
かたち
)
こそ風にも
堪
(
た
)
ふまじく
繊弱
(
なよやか
)
なれど、
面
(
おもて
)
の
痩
(
やせ
)
の過ぎたる為に
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
襟脚
(
えりあし
)
長く
玉
(
たま
)
を
伸
(
の
)
べて、
瑩沢
(
つややか
)
なる黒髪を高く結んだのに、
何時
(
いつ
)
の間にか一輪の
小
(
ちいさ
)
な花を
簪
(
かざ
)
していた、
褄
(
つま
)
はずれ、
袂
(
たもと
)
の端、
大輪
(
たいりん
)
の菊の色白き中に
佇
(
たたず
)
んで、高坂を待って、
莞爾
(
にっこ
)
と
笑
(
え
)
む、美しく気高き
面
(
おも
)
ざし
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
瑩沢(つややか)の例文をもっと
(2作品)
見る
瑩
漢検1級
部首:⽟
15画
沢
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
“瑩”で始まる語句
瑩
瑩然
瑩窟
瑩々
瑩光
瑩域
瑩徹
瑩朗
瑩潤
瑩玉
“瑩沢”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
泉鏡花