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大輪
ふりがな文庫
“大輪”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たいりん
38.7%
おおりん
25.8%
おほりん
16.1%
おおわ
12.9%
だいりん
6.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たいりん
(逆引き)
雑司
(
ぞうし
)
が
谷
(
や
)
の
御墓
(
おはか
)
の
傍
(
かたわら
)
には、
和歌
(
うた
)
の
友垣
(
ともがき
)
が植えた、
八重
(
やえ
)
山茶花
(
さざんか
)
の珍らしいほど
大輪
(
たいりん
)
の
美事
(
みごと
)
な白い花が秋から冬にかけて咲きます。
大塚楠緒子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
大輪(たいりん)の例文をもっと
(12作品)
見る
おおりん
(逆引き)
谿間
(
たにま
)
の百合の
大輪
(
おおりん
)
がほのめくを、心は残るが見棄てる気構え。
踵
(
くびす
)
を廻らし、猛然と飛入るがごとく、
葎
(
むぐら
)
の中に躍込んだ。ざ、ざ、ざらざらと雲が乱れる。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
大輪(おおりん)の例文をもっと
(8作品)
見る
おほりん
(逆引き)
肩
(
かた
)
を
斜
(
なゝ
)
めに
前
(
まへ
)
へ
落
(
おと
)
すと、
袖
(
そで
)
の
上
(
うへ
)
へ、
腕
(
かひな
)
が
辷
(
すべ
)
つた、……
月
(
つき
)
が
投
(
な
)
げたるダリヤの
大輪
(
おほりん
)
、
白々
(
しろ/″\
)
と、
搖
(
ゆ
)
れながら
戲
(
たはむ
)
れかゝる、
羽交
(
はがひ
)
の
下
(
した
)
を、
輕
(
かる
)
く
手
(
て
)
に
受
(
う
)
け、
清
(
すゞ
)
しい
目
(
め
)
を、
熟
(
じつ
)
と
合
(
あ
)
はせて
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
大輪(おほりん)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
おおわ
(逆引き)
そのころは、タナゴ針といっても、
大輪
(
おおわ
)
の二厘ぐらいでけっこう釣りになった。この人はタナゴ針も自分でつくり直して使っていた。
江戸前の釣り
(新字新仮名)
/
三遊亭金馬
(著)
大輪(おおわ)の例文をもっと
(4作品)
見る
だいりん
(逆引き)
夏
(
なつ
)
のはじめのころに、一
本
(
ぽん
)
のばらに、
真
(
ま
)
っ
白
(
しろ
)
な
雪
(
ゆき
)
のような
花
(
はな
)
が
咲
(
さ
)
きました。その
花
(
はな
)
は、さち
子
(
こ
)
が、
草花屋
(
くさばなや
)
で、
切
(
き
)
り
花
(
ばな
)
を
買
(
か
)
ったときの
花
(
はな
)
よりも
大輪
(
だいりん
)
で、
香気
(
こうき
)
が
高
(
たか
)
かったのであります。
花と少女
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
大輪(だいりん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“大輪”の意味
《名詞》
大きな輪。
植物の花が通常のものより大きいもの。また、そのような花。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
輪
常用漢字
小4
部首:⾞
15画
“大輪”で始まる語句
大輪飾
大輪田
検索の候補
大輪飾
大輪田
大曲輪
大火輪
大齒輪
大雲輪請雨経
“大輪”のふりがなが多い著者
大下宇陀児
三遊亭金馬
泉鏡太郎
泉鏡花
樋口一葉
長塚節
谷崎潤一郎
木暮理太郎
北原白秋
横光利一