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襟脚
ふりがな文庫
“襟脚”の読み方と例文
読み方
割合
えりあし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えりあし
(逆引き)
その
透
(
す
)
きとおるほど白い顔、その
細
(
ほっ
)
そりした
襟脚
(
えりあし
)
に気がついて、お品は、あ、うっかり悪いことをいったと心の奥で後悔する。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
庭の
桐
(
きり
)
の
木
(
き
)
の
葉崩
(
はくず
)
れから、カサコソと捲きおこる秋風が呉子さんの
襟脚
(
えりあし
)
にナヨナヨと生え並ぶ
生毛
(
うぶげ
)
を吹き倒しても
振動魔
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
じッと、
釘
(
くぎ
)
づけにされたように、
春信
(
はるのぶ
)
の
眼
(
め
)
は、おせんの
襟脚
(
えりあし
)
から
動
(
うご
)
かなかった。が、やがて
静
(
しず
)
かにうなずいたその
顔
(
かお
)
には、
晴
(
は
)
れやかな
色
(
いろ
)
が
漂
(
ただよ
)
っていた。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
襟脚(えりあし)の例文をもっと
(13作品)
見る
襟
常用漢字
中学
部首:⾐
18画
脚
常用漢字
中学
部首:⾁
11画
“襟”で始まる語句
襟
襟飾
襟巻
襟元
襟首
襟髪
襟頸
襟足
襟垢
襟度
“襟脚”のふりがなが多い著者
邦枝完二
正岡容
泉鏡花
吉川英治
有島武郎
海野十三
野村胡堂