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襟元
ふりがな文庫
“襟元”の読み方と例文
読み方
割合
えりもと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えりもと
(逆引き)
男は入口にうずくまるフランシスに眼をつけると、きっとクララの方に鋭い
眸
(
ひとみ
)
を向けたが、フランシスの
襟元
(
えりもと
)
を
掴
(
つか
)
んで引きおこした。
クララの出家
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
歳子は
襟元
(
えりもと
)
へ急に何かのけはひが忍び寄るものゝやうに感じたが、牧瀬に対してまた周囲の情勢に対して何の不安も
湧
(
わ
)
かなかつた。
夏の夜の夢
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
見物中、一二度小用に立ったようであったが、早くもその間に、返事をしたためて、人知れず私の
襟元
(
えりもと
)
へさし込んだものと見える。
秘密
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
襟元(えりもと)の例文をもっと
(59作品)
見る
襟
常用漢字
中学
部首:⾐
18画
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
“襟元”の関連語
衿
衿元
“襟”で始まる語句
襟
襟飾
襟巻
襟首
襟髪
襟頸
襟足
襟垢
襟度
襟脚
“襟元”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
橘外男
吉川英治
永井荷風
作者不詳
夏目漱石
中里介山
蘭郁二郎
有島武郎
林不忘