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えりもと
ふりがな文庫
“えりもと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
襟元
64.1%
襟許
9.8%
頸許
8.7%
頸元
6.5%
領元
5.4%
衿元
2.2%
襟下
2.2%
頸首
1.1%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
襟元
(逆引き)
歳子は
襟元
(
えりもと
)
へ急に何かのけはひが忍び寄るものゝやうに感じたが、牧瀬に対してまた周囲の情勢に対して何の不安も
湧
(
わ
)
かなかつた。
夏の夜の夢
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
えりもと(襟元)の例文をもっと
(50作品+)
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襟許
(逆引き)
人、面白くもねえ、貴方様お掛け遊ばせが聞いて
呆
(
あき
)
れら。おはいはい、
襟許
(
えりもと
)
に着きやがって、へッ。俺の方が初手ッから立ってるんだ。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
えりもと(襟許)の例文をもっと
(9作品)
見る
頸許
(逆引き)
小春時
(
こはるどき
)
の
一枚小袖
(
いちまいこそで
)
、
藍
(
あゐ
)
と
紺
(
こん
)
の
小辨慶
(
こべんけい
)
、
黒繻子
(
くろじゆす
)
の
帶
(
おび
)
に、
又
(
また
)
緋
(
ひ
)
の
扱帶
(
しごき
)
……
髷
(
まげ
)
に
水色
(
みづいろ
)
の
絞
(
しぼ
)
りの
手絡
(
てがら
)
。
艷
(
つや
)
の
雫
(
しづく
)
のしたゝる
鬢
(
びん
)
に、ほんのりとした
耳
(
みゝ
)
のあたり、
頸許
(
えりもと
)
の
美
(
うつく
)
しさ。
三人の盲の話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
えりもと(頸許)の例文をもっと
(8作品)
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▼ すべて表示
頸元
(逆引き)
朝早く清月に行つてみのるが一人で
臺詞
(
せりふ
)
をやつてる時などに、濡れた外套を着た酒井が
頸元
(
えりもと
)
の寒そうな風をして入つて來る事もあつた。
木乃伊の口紅
(旧字旧仮名)
/
田村俊子
(著)
えりもと(頸元)の例文をもっと
(6作品)
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領元
(逆引き)
そして踏み脱いでいた布団を、又
領元
(
えりもと
)
まで引き寄せて、
腮
(
あご
)
を
埋
(
うず
)
めるようにして、又寐入る刹那には、
朧
(
おぼろ
)
げな意識の上に、見果てぬ夢の名残を惜む情が漂っていた。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
えりもと(領元)の例文をもっと
(5作品)
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衿元
(逆引き)
かれが掴んだのは女の黒髪と
衿元
(
えりもと
)
で——まだ正気のあったらしいその女は、無我夢中になって、ビッショリとぬれた両腕をあげて、金吾の足へすがりついて来る。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
えりもと(衿元)の例文をもっと
(2作品)
見る
襟下
(逆引き)
宛然
(
さながら
)
襟下
(
えりもと
)
から
冷水
(
ひやみづ
)
を
浴
(
あ
)
びせられたやうに
感
(
かん
)
じた。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
えりもと(襟下)の例文をもっと
(2作品)
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頸首
(逆引き)
と
頸首
(
えりもと
)
へ手を当てた。
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
えりもと(頸首)の例文をもっと
(1作品)
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