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襟許
ふりがな文庫
“襟許”の読み方と例文
読み方
割合
えりもと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えりもと
(逆引き)
唯吉
(
たゞきち
)
は、
襟許
(
えりもと
)
から、
手足
(
てあし
)
、
身體中
(
からだぢう
)
、
柳
(
やなぎ
)
の
葉
(
は
)
で、さら/\と
擽
(
くすぐ
)
られたやうに、
他愛
(
たわい
)
なく、むず/\したので、ぶる/\と
肩
(
かた
)
を
搖
(
ゆす
)
つて
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
人、面白くもねえ、貴方様お掛け遊ばせが聞いて
呆
(
あき
)
れら。おはいはい、
襟許
(
えりもと
)
に着きやがって、へッ。俺の方が初手ッから立ってるんだ。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いや、
南無阿弥陀仏
(
なむあみだぶつ
)
、縁なんぞないのが
可
(
い
)
い、と枕を横に目を
外
(
そ
)
らすと、この
切
(
きれ
)
がまた白い。
襟許
(
えりもと
)
の浴衣が白い。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
襟許(えりもと)の例文をもっと
(9作品)
見る
襟
常用漢字
中学
部首:⾐
18画
許
常用漢字
小5
部首:⾔
11画
“襟”で始まる語句
襟
襟飾
襟巻
襟元
襟首
襟髪
襟頸
襟足
襟垢
襟度
“襟許”のふりがなが多い著者
泉鏡花
泉鏡太郎