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嬌艶
ふりがな文庫
“嬌艶”の読み方と例文
読み方
割合
きょうえん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうえん
(逆引き)
と、云いふくませて、
嬌艶
(
きょうえん
)
な
媚
(
こび
)
をきそわせたりした。関羽も美人は嫌いでないとみえ、めずらしく大酔して十名の美姫にとり巻かれながら
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
フランスの美文体、フランスの優美、フランスの
嬌艶
(
きょうえん
)
、フランスの精神——摂政時代の風俗、
赤踵
(
あかかかと
)
の
靴
(
くつ
)
、ローザン式の人物——などの花形だった。
ジャン・クリストフ:07 第五巻 広場の市
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
朦朧とした写真の
乾板
(
かんぱん
)
色の意識の板面に、真佐子の白い顔が大きく煙る眼だけをつけてぽっかり現れたり、金魚の
鰭
(
ひれ
)
だけが
嬌艶
(
きょうえん
)
な黒斑を振り乱して宙に舞ったり
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
嬌艶(きょうえん)の例文をもっと
(7作品)
見る
嬌
漢検1級
部首:⼥
15画
艶
常用漢字
中学
部首:⾊
19画
“嬌”で始まる語句
嬌態
嬌
嬌羞
嬌声
嬌瞋
嬌名
嬌笑
嬌然
嬌嗔
嬌娜
“嬌艶”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
ロマン・ロラン
福沢諭吉
吉川英治
岡本かの子
永井荷風
山本周五郎