“嬌笑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょうしょう70.0%
けうせう20.0%
ほくそゑみ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
喧嘩渡世の看板に隠れ、知らずのお絃の嬌笑きょうしょうきもたまを仲に、ちまた雑踏ざっとうから剣眼けんがんを光らせて、随時随所に十七人の生命をねらうことになった。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
ひよつと彼女の表情にも寂しいかげのさすことがある、酔つ払ひの声に女の嬌笑けうせうがいりみだれてゐ、おしげ自身もいい気になつてお銚子の代りを取りに立つと
一の酉 (新字旧仮名) / 武田麟太郎(著)
毛むくぢやらなる嬌笑ほくそゑみつとこそよよめ。
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)