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嬌羞
ふりがな文庫
“嬌羞”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きょうしゅう
73.1%
けうしう
11.5%
はにか
11.5%
はにかみ
3.8%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうしゅう
(逆引き)
ましてや人に媚びたり、あるひはわれとわが心に媚びるときに女人の唇辺によく浮ぶ、あの無心または有心の
嬌羞
(
きょうしゅう
)
では尚のことなかつた。
鸚鵡:『白鳳』第二部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
嬌羞(きょうしゅう)の例文をもっと
(19作品)
見る
けうしう
(逆引き)
目も静かに頬笑んでゐれば、顔も
嬌羞
(
けうしう
)
などは浮べてゐない。のみならず意外な一瞬間の後、揺り上げた赤子へ目を落すと、人前も羞ぢずに繰り返した。
あばばばば
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
嬌羞(けうしう)の例文をもっと
(3作品)
見る
はにか
(逆引き)
カントの体系に於ける所謂「
嬌羞
(
はにか
)
みやの唯物論」の不徹底さや、非弁証的な形而上学や機械論の欠陥をば弁護することは出来ない。
クリティシズムと認識論との関係
(新字新仮名)
/
戸坂潤
(著)
嬌羞(はにか)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
はにかみ
(逆引き)
また処女に特有な
嬌羞
(
はにかみ
)
というものをあたりさわりなく軟らげ崩して、安気な心持で彼と向い合うようにさせる
術
(
すべ
)
をまったく知らなかったから。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
嬌羞(はにかみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“嬌羞”の意味
《名詞》
女性が艶かしく恥じらうこと。また、そのような恥じらいの表情。
(出典:Wiktionary)
嬌
漢検1級
部首:⼥
15画
羞
常用漢字
中学
部首:⽺
11画
“嬌”で始まる語句
嬌態
嬌
嬌声
嬌瞋
嬌名
嬌笑
嬌艶
嬌然
嬌嗔
嬌娜
“嬌羞”のふりがなが多い著者
戸坂潤
神西清
山本周五郎
江戸川乱歩
徳田秋声
谷崎潤一郎
有島武郎
佐々木味津三
夏目漱石
菊池寛