その鸚鵡——百済わたりのその白鸚鵡を、大海人ノ皇子へ自身でとどけたものだらうか、それとも何か添へぶみでもして、使ひに持たせてやつたものかしら……などと、陽春三月のただでさへ永い日を、ふた昼ほど思ひあぐねた鏡ノ夫人は、あとになつて考へれば余計 …
著者 | 神西清 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 小説 物語 |
初出 | 「新文學」1948(昭和23)年6月号 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約46分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約1時間16分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
夫人
娘
女王
虚
王
日向
王女
王女
貴
女
王
氏上
肉
媛
巫呪
中
太子
大兄
額田
頤
卑
十市
霞
百済
稜々
胤
鬼子
皇命
耄碌
精悍
真玉
瞑
粧靨
秕政
采女
不逞
高市
骨柄
韜晦
面変
青蓮
長矛
金色
胸裡
遠智
跳梁
赤兄
褐媛
蓮子
葛野
莵野
芙蓉
凄艶
婉然
姫王
奇貨
太后
大柔
堰
嘴
勃興
媚態
八釣
全幅
傾
倭
他人
二重
二十
沈滓
狡智
牢固
燭火
煥発
濾
濃艶
淫虐
浚
産褥
晦
敏捷
揺曳
心悸
寵姫
宅子
嬌羞
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